サッカーの起源とYMCA

2011-08-11 (Thu) 10:06
やたがらす昨日のサッカー、日本代表が韓国代表に勝ちました。香川選手、本田選手ほか、多くの若い 世代の活躍が嬉しかったです。思えばJリーグが創設されてからの日本サッカーの進化は驚くべきスピードで進んでいます。女子サッカーの優勝に次いで、男子 サッカーにも期待が膨らんできました。ところでサッカーの起源に関しては諸説あることをご存知でしょうか?
(1)イングランド説
最も有力とされている説です。起源は8世紀頃、戦争で勝利すると敵国の将軍の首を切り取り、その首を蹴って勝利を祝ったことと言われています。それが、国 内の一般大衆にもモッブゲームという「祭り」として形を変え、広まりました。これは、王妃が将軍の首に見立てた球(ボール)を城から投げ、民衆が一斉に隣 町の門(ゴール)へ競い合って蹴りあうものだったそうです。時間も人数も制限はなく、今とはずいぶん違う形をしていました。
 時は流れ、英国内のパブリックスクールでは「フットボール」としてそれぞれ独自のルールが生まれていました。当時のユニフォームは定められていないため、すねまで隠れた長いズボンをはき、時には帽子も被っていたそうです。
 そんな中、1848年ケンブリッジ大学でフットボールの統一ルールが定められました。ルールの主軸である「手の使用禁止」に反発し、一部分裂したグループもありこれはのちにラグビーとなりました。
 その後、1863年にFA(Football Association:サッカー協会)が設立されました。これを機にフットボールは 「Association  Football」と呼ばれるようになり、日本では「ア式蹴球」と訳されました。アメリカでは「Association Footballをする人」とい う意味で「Association」から「soc」を引用し「~をする人」という意味の「er」をつけて「soccer」となったそうです。

(2)イタリア説
イタリアではサッカーのことを「カルチョ」と言います。カルチョとは、8世紀以前に宮廷の門の前で数十人がボールを蹴り合い賞金をかけたゲームのことで、 フットボールよりも格闘技色が強かったそうです。イタリア人は、フットボールよりも早くゲームとして確立していたカルチョをサッカーの起源と信じて疑って いません。
 
(3)中国説
中国の伝統文化である「蹴鞠」がサッカーの起源であるという説が、今最も有力とされており、国際サッカー連盟(FIFA)のシャンパーニュ事務局次長は、 「サッカー発祥の地は自国であると主張する国家は多いが、サッカー史を研究する学者によれば、サッカーの発祥地が中国だという確かな証拠がある。古代中国 のスポーツ『蹴鞠』がサッカーの起源とされる」と述べています。蹴鞠の起源は古代中国・黄帝の時代といわれ、イングランドのモッブゲームや、イタリアのカ ルチョよりも歴史は古いのです。

実はアジアが発祥のちかもしれないサッカー。ビックリしました。ならば、南米でもなく、ヨーロッパでもない、アジア独自のサッカーをこれからも試行してい く意味があるような気がします。そんな匂いのするなでしこの活躍、そして昨日の日韓戦でした。そして、21世紀の今、私達もサッカーに熱狂しています。 YMCAではサッカーを通してフェアプレイの精神を伝えることを大切にしており、現在全国で多くのこどもたちと共にサッカーを楽しんでいます。もちろん代 表になる人はごくわずか(ちなみにトルシエ時代のキャプテン森岡選手は、横浜YMCAのメンバーでした)ですが、サッカーを愛する人をこれからも育ててい きたいと考えています。

 

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